物事の新しい見つめ方ができるかもしれない「ナナメの夕暮れ 若林正恭」紹介

ナナメの夕暮れ

「ナナメの夕暮れ」は、お笑いコンビオードリー・若林正恭著のエッセイ集。

みなさんは彼のことを、どう思っていますか?今では数多のテレビ番組でMCをこなしている売れっ子芸人なので、MCのイメージが強いのかもしれません。

僕は違います。マイナス思考でストレスを溜めていて、土曜日のオールナイトニッポンで全てを吐き出す。いわば乱暴的な芸人だと思っています。これ、悪口ではなく褒めてます(笑)彼と春日さんのしゃべくりラジオが好きな人は、僕と似たようなイメージを持っているのではないでしょうか?

そんな彼が著したエッセイの本書は、物事を一般的な視点から見たものではなく、「ナナメ」から見たものになります。だからこその「ナナメの夕暮れ」を紹介させてください。

「一人でも平気」というタイプは著者に共感を覚える

普段から人数を集めて遊んでいる人にはわからないようですが、若林さんは「一人でも平気」というタイプです。一人で海外に旅行しているのは、オードリーファンならご存知でしょう。アイスランド行ったりキューバに行ったり。モンゴルの話は面白かったですね。「一人で寂しくないの?」なんて言ってくるお節介もいますが、平気な人は平気です。僕も同じだからわかります。

ちなみに、モンゴルのお話は短くまとめてくれている方がいます。ニッポン放送から公式に許可は得ているようなので、ご心配なくご視聴ください。

一人でも寂しくないのには理由がある

本書にはこんな一文がありました。

一人でいてもあまり寂しくないのは、自分と話しているからなのだ。

確かにその通り!僕もよく自分と会話しています。だからたまに、「話聞いている?」なんて言われることもあったり。そこは反省しなければいけませんが、「一人でも平気」と言っている人を悲しい目で見たり、無理に誘ったりしないであげてください。

でも、彼の結婚に関しては、素直に「おめでとうございます」と言いたいです。結婚発表をリアルタイムラジオで聞いたときはびっくらこきましたけど。

女性のことが苦手な男子校出身の若林正恭

彼は女性が苦手です。それは、男子校出身というのが大きく影響しています。距離の取り方がわからないのと、どう接していいのかわからないので、男子校のノリで接してしまい、泣かせてしまった経験もあったり、あまりにも苦手だから荒療治なのか、ガールズバーに通っていたこともありますね。これは本書を読まなくても、ラジオリスナーならご存知のことでしょうか。

女性関係のことも書かれていて、合コンは修行だったそうです。自分のクズな部分を抑えるのが大変だったのだとか。悪い子でもなければ、なんなら小綺麗にしていて美人さんだっていたようですが、性格なんでしょうか。

売れていなかった頃の合コンにも原因はあるようですが、何かと面倒な性格だったり男子校出身なのが響いていたのでしょう。30代前半の頃は、オードリーをBL目線で見てくる人の数を減らそうと、早く彼女を作ろうとしていたのだとか(笑)

こんな彼の奥さんはどんな人なのか。いまだに謎の部分は多いのですが、ラジオを聴いていると断片は見えてきます。興味があれば聴いてみましょう!超オススメです!

「絶対にすることはないだろう」と思っていたのに

昔は馬鹿にしていたことなのに、歳をとると当然のようにしていることもあります。これを成長というのでしょうか。僕なら寒い時の湯たんぽだとか、定期的なウォーキングでしょうか。「ダサい」と思って避けていましたが、寄る年波には勝てないようです。

彼はゴルフをするおっさんのことを馬鹿にしていたようですが、やってみると楽しかったり。そんな中でも「お笑い」のことを考えているようで、まっすぐに弾が飛んで行ったり、目の前に転がっている球を見ていると、「漫才に似ている」と考えたそうです。何回か一回は大当たりするのと、大受けするのが似ているのでしょう。

オードリーのオールナイトニッポンリスナーなら必読の書

ラジオで聞いたことのあるトークもあり、懐かしみながら読めるエピソードもありました。いつもの馬鹿話とは別で、若林さんが普段は語らないような内面も多く書かれていて、「なるほど」とか「だからか」とか、ラジオでたまにするマジメな話の部分もよく見えてきたり。オードリーのオールナイトニッポンリスナーなら必読かな?と感じた次第です。

オードリーのオールナイトニッポン AM1242 ニッポン放送

人気お笑いコンビ「オードリー」が、『オールナイトニッポン』のパーソナリティとして登場!2人はどんな風にあなたのハートをわしづかみにするのか?そしてどんな新しい「オードリー」を聴かせてくれるのか? テレビでは決して聴くことのできない限界ギリギリのフリートーク満載の2時間!土曜日の夜が待ち遠しくなる!

www.allnightnippon.com

自分自身を「面倒な人間」だと評価する若林さんですが、このエッセイを読んでいると共感できる部分もたくさんありました。多分、考えすぎなんですよね。もっと物事を素直に受け止めて返すことができれば、変に悩むこともなく物事はうまく進むはずなのです。でも、そんなことはわかりきっているんですよね。だって、普段から考えすぎなのですから(笑)

芸人さんのエッセイはあまり読まないのですが、オードリーファンなので読ませていただきました。「私はカスミンファンなのよ!」という暴力的な春日ファンはどうなのかわかりませんが、オードリーファンの方は手にお取りください。物事をナナメから見れるようになって、新しい発見があるかもしれませんから。